「積分は才能より努力」
私はこれを声を大にして言いたい。
数学II,III/A,B,Cの中において、極限/微分/積分は努力で極めることが可能であるというのが私の持論です。
明らかに複雑な積分計算の解答を見た際に、
「思いつかない!閃き、才能だ!」
と思う気持ちはとても分かります。私もそうでした。
しかし、積分を理解していくと、ほとんど全てがパターン化できることに気付きます。あの閃きだと思っていたものが、スルリと出てくるようになります。
ただし、この段階に至るまでには、勉強法の違いによる個人差が凄まじいです。ある種、ここまでの到達時間に関しては才能といえるかもしれません。
「じゃあ、やっぱり才能じゃん!!!」
そう思われる方もいらっしゃると思います。しかしこれ、解決策があります。
それは、到達者が到達への道筋を教えることです。
「いや、じゃあ学校とか塾の先生も到達者じゃん!教えてもらってるよ!」
まあ、そうですよね。そうなんですけど、学校や塾ではなぜか身に付かない。それには大きな理由があります。それは、
授業時間が足りない!
これに尽きます。先生方も頑張っているはずで、これは間違いありません。ですが、ある程度の演習量を担保しようとすると、どうしても授業時間が足りません。演習量を削れば、もしかしたら到達方法を教えることも可能なのかもしれません。しかし、経験者の私に言わせると、これには大きな弱点があります。それは、
短期的な点数増加が見込まれない
という点です。つまり、学校側としては赤点者が続出することになり、塾側としては成果不足で責任問題を追われることになります。つまり、赤点回避や短期的成績向上には演習が1番なんです。なので、先生方は演習量を増やさざるを得ないのです。
その点、本講座は皆さんのペースで受けることができます。また、私としても最短で、しかしゆっくりと丁寧に教えていくので、到達への道筋を辿ることが可能になるわけです。
あとは努力だけです!!!
さて、長々と書き連ねてしまいましたが、次回より本格的に講義を始めますので、どうぞ、よろしくお願い致します!
なお、「0から始める」と銘打っているので、前提知識は不要!と言いたいのですが。。。2つだけ、前提知識を必要をさせて下さい。それは、
① 微分公式を知っている、使える
② 微分⇔積分の関係で、ある関数を微分して積分すると元の関数に戻ることが分かる
また、本ブログの趣旨である、「道具として扱う数学」の観点からも重要ですので、科学屋の皆さんも是非、受講いただければと思います!
それでは!